会いたい。
スパゲッティーをゆでたり、サンドイッチを作ったり、洗いざらしのシャツを着たり、バーでだらだらお酒飲んだり、女の子に呼び出されてさらっと出掛けたりするような、男の子とキンキンに冷えた白ワインとチーズを食べたい。
例のジャガイモ煮込みを待ちながら、『風の歌を聞け』を読んでて、なんかふと思った。そんなことを思いながら、私は明日からまた学校へ行き、規則正しい生活を送るのだろう。嘘をつく生活がはじまる。
でもいまのまま、月日を消費するように毎日を過ごすのも、いろんな意味で心がヒリヒリする。捨ててるみたい。でもそんな毎日も悪くないけど、誰かを傷つけてるならそれはいやだ。でも自分にうそついてわざわざ付き合う必要もない。おしゃべりしてるとどぎまぎするんだもん、そんなのいやだ。